ホウレンソウ好きですか?

リーダー(上司)とメンバー(部下)のコミュニケーションで最も大切なもの、すぐにイメージが湧くのはホウレンソウではないでしょうか。報告、連絡、相談です。

ことがうまく運んでいる時、或いは結果的にうまくいけばホウレンソウがなくても問題は無いのですが、ホウレンソウは事前対応です。悪い方向に進まないためのツールです。
ただ、ホウレンソウと聞いて事前対応のためとわかっている人はどれくらいいるでしょうか。ホウレンソウ=業務日報 と思っている人もいると思います。

セブンーイレブンはホウレンソウではなかった!

私がセブンーイレブン・ジャパンの新人研修の初日に言われたことは

「バッド ニュース ファスト(ファースト)」

でした。これは非常にわかりやすくて、

  • 悪い報告を最初にしなさい
  • 悪い報告は一刻も早くしなさい

これを最初に、強く教育されました。
報告しなさい、連絡しなさい、ではなく、「悪いことを」と冠をつけているところが本質的です。

潜在意識はホウレンソウをして欲しくない

ホウレンソウはリーダーがメンバーにやってほしい行動であって、メンバーがやりたい行動ではありません。いえ、さらに踏み込んで言えばリーダーもホウレンソウをしろと言いつつ、(潜在的には)して欲しくないと思っています。
前述の通り「ことがうまく運んでいる時、或いは結果的にうまくいけばホウレンソウがなくても問題は無いのですが」というのが潜在的には思っているのです。

リーダーにとって、メンバーからもたらされる情報のほとんどは面倒なことで、どーでも良いことです。もちろん、メンバーにとってはどうでも良いことではないのですが、経験や視座の違いから「そんなこと自分で考えろよ(俺はそうしてきたぞ)」「そんなこといちいち聞いてくるなよ(俺は忙しいんだよ)」「ま、とにかくやれよ(できない言い訳ばかりしてるなよ)」となるわけです。

こうなってしまうと、メンバーはリーダーとのコミュニケーションを避けるようになり、悪い報告を隠すようになってしまいます。

取り敢えず、日報で報告すればいいか。(明日でいいや)

とかなります。
リーダーが日報を毎日毎日細かく見ていれば良いのですが、書いている方は潜在的に「言ったんですけどね~」と言いたいので、分からないよ~に、日報を書きます。リーダーは膨大な量の文字(今は流石に手書きということはないと思いますが)からそれを発見しなければなりませんので、埋もれて気づかないということもあります。
こうなってしまうと、後手後手になり、最も恐れている

「なんで今ごろ言うんだ! もっと早く言えよ!」
(ボクは日報に書いたんですけどね~)

とかなります。
アホっぽい話ですが、職場はリーダー、メンバーの人間関係(心理学的な要素、感情を含む)に左右されるので、(他人からすると)アホっぽい話が実際には起きます。

教育はカンタン、シンプル、ワンフレーズ

教育は「どう動いてほしいか」という仕組みだけでは不十分で、相手の過去の環境や経験を踏まえて最もやってほしいことを分かりやすいワンフレーズで伝えることが大切です。
メンバーが思い通りに動いてくれないとしたら、いろいろ言い過ぎて相手の身体は受付拒否を起こしているかもしれません。

本質を伝えるためには、カンタン、シンプル。ワンフレーズ。
最も伝えたい単語を、常に携えていましょう。

ネイタルは「本質の追求」です。

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